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Q5. 「放射線治療について教えてください。」
放射線治療は、腫瘍は小さいけれど解剖学的に手術が難しい部位にあったり、手術では大きな障害を残す可能性が高い場合に選択します。
この治療は組織へのダメージが大きいため、1箇所に対し、原則1回しか行うことができません。
1回勝負でガンが消えなかったとしたら、その後それが大きくなっても、「手術や放射線では治療できない」と言うことになります。
これが局所療法の限界と言って差し支えないと言えます。 ですから、他の部位でガンが発生している場合、すでに局所療法だけで根治できる段階を越えていることになります。
こういった理由から、全身療法(抗ガン剤)と組み合わせた治療が行われるのです。
私は、出来るだけ早い段階から代替療法を取り入れ、体内環境を改善し治癒力を高めることが必要であると考えています。
放射線を受ける方へ(国立がん研究センターがん対策情報センター)