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はじめに

Q7. 「活性酸素が病気の原因?」

私たちは、酸素を吸って体に取り込み、それを使って栄養分として取り込んだ物質を酸化しながら作り変え、身体を正常に保っています。
その時できた燃えカスが「活性酸素」です。
酸化
活性酸素

これは大変「強い酸化力」のある物質です。
私たちの身体には、活性酸素を消すための「還元物質(還元酵素)」が備わっています。 けれども、「大きな環境の変化」「偏った食生活」「様々なストレス」等から、現代人は、自らの還元酵素だけでは対応できないほどの「過酸化状態」に陥っています。このため活性酸素を処理しきれず、いろいろな病気にかかりやすくなっているのです。
還元

私たちは「ダイオキシン」とか「紫外線」とか、外から入ってくる毒のことばかりに目を奪われていますが、実は体内でも多くの活性酸素が作り出され、普通なら処理できるものが、処理できない状態になってしまっている。このことの方がもっと重大な事実であると私は考えています。

釘は錆びて朽ちる。生命は老いる。地球上の物質はすべて酸化に向かって一方通行的に進んでいます。生きるということは「酸化との闘い」、そして肉体の老化とは酸化のことです。年齢とともに老化して行くのは自然の摂理でもありますが、過剰な酸化は病気を作ってしまいます。 

現代医学は進歩し続けていますが、病気を消すことはできません。本当に病気を絶とうとするならば、「病気の原因=酸化」をなくす以外ない。病気になっている人は体内の環境を整え、治癒力を高める必要があるのです。

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